2012年7月29日日曜日

7月25日ワークショップにて手直し&サンドバッグ完成しました。

遅くなりましたが、7月25日のご報告です。



通常のメンバーと、前回新しくきていただいた2名の方とで、


すべてのサンドバッグに紐を通し、


サンドバッグを完成させることができました!


一度縫ったサンドバッグに紐を通す作業は、


相当大変だったのではないかと思います。


みなさま、お疲れさまでした。


私は子どもが熱を出し参加できなかったため、


当日の作業風景は撮れなかったのですが、


紐を通す前に撮っておいたメッセージ付きサンドバッグの写真を


いくつかご紹介いたします。



海の中の様子が和やかな雰囲気で書かれています。




子どもの方が純粋に祈ることができる気がします。





感謝の気持ちもきちんと持っています。







苦難に対してどうすれば良いか、よく知っています。






この子供の心の中では、日の丸の絵が、東北復興のイメージと重なっているのでしょう。





「あきらめずに」「あきらめないで」という言葉を書いている子供がとてもたくさんいました。





個人的に、「ふっかつ」という言葉に共感しました。




仲良しの二人組でしょうか。きれいな絵を描いてくれました。




その他たくさんのメッセージと絵を描いていただきました。


すべてご紹介しきれないのが残念です。


でも、どれも子どもたちが自分の気持ちを自分の言葉で書いていて、


まっすぐな思いが伝わる内容でした。






今回は、羽村西小学校の3年生と5年生、そして先生方に書いていただきました。



羽村西小学校では、この春に、「今年からは東北にむけて何か・・・」と校長先生がおっしゃっていたので、


今回、子ども達にメッセージを書いてもらえないかと提案させていただきました。



羽村復興サポートも、震災から1年が過ぎてようやく動き出したグループです。




震災直後から、たくさんの方々が積極的に精力的に東北と関わり、


助け合い、こんにちまで継続してサポートしていることと思います。



でも、「去年何もしてこなかったし」とか「今さら・・・」と思うのではなく、


たとえ、時間が経っていようが「できることがあるならやろう」と行動にうつしています。


自転車で町一周ぐるっとできてしまうような小さな町の、小さな活動ですが、


これからも一人でも多くの人に参加していただけたら、と思います。



また、こういったご縁をつなげていく、ということは、


地域の防災力も高まるのではないかなぁとも思います。



趣味や仲間集めのサークルとはまた一味違った、


色々な立場の色々な年齢の人同士の、


日ごろのコミュニケーションの場として、


発展していけたら、「強い羽村」になれるかも・・・!?


実際、私ははむら復興サポートの一員となったことで、


「もしもの時」共に助け合える仲間が増えたな、と、


心強く感じています。



特別な技術も資格も要りません。



気負わず、気軽に、一度のぞきにきてみてください!




次回は、8月16日(木)9時~

市役所分庁舎2階消費生活者センターにて行います。


春に生地の寄付のよびかけを行った時に、


たくさんのニット地を提供してくださった方がいらっしゃいました。


今回は、その生地を使って、


何枚あっても困らないTシャツを作りたいと思います。


「また、ニット地なんてハードルの高いものを・・・」


と思わないでくださいね。


ニットは難しそうに見えますが、


意外と簡単で、しかも楽しいですよ。


これを機に、自分のオリジナルTシャツを作れるようになるかもしれません!



型紙は大人用、子供用を用意する予定です。


三本、四本糸ロックミシンがあるかたは


お持ちいただけると助かります。


「どうしてもミシンは・・・」という方でも、


生地選びから、型紙とり、裁断、印つけ、マチ針うちetc


簡単にできることはたくさんあります。


たくさんの方のご参加をお待ちしています!!



※25日のワークショップに参加できないから、と、


飲み物を差し入れしてくださったTさん。


ありがとうございました!!みんなで美味しくいただきました。



2012年7月12日木曜日

7月25日 一部手直し後完成品発送作業をします!

梅雨明けも間近!?といったような暑さが続いておりました羽村です。

久しぶりに雨が降りました。

風がとても強いので、みなさまお気を付けくださいね。



さて、6日におこなったワークショップにて完成したはずのサンドバッグでしたが、

思わぬトラブルが発生しました。



ふんばろう東日本さんから送られてきた糸で縫っていたのですが、


それは、指定の30番より細い40番でした。


私たちもそのことに気がついていたのですが、


送られてきた生地が一番小さなサイズで、


ワカメではなくホヤ用に使うと伺っており、


「小さいから40番で良いってことなのかしらね。」と、


そのまま使用してしまっていました。


先週末、「サンドバッグプロジェクト」のフェイスブックグループ内に、


現地の方での検品&手直し作業が多発している、というコメントが書かれ、



「発送前に、もう一度検品お願いします」との呼びかけがありました。



その検品が、思ったほど細かくて10項目ほどありました。


そのうち、はっきりと判明したのが、


以下の2点でした。



*40番の糸だったら、もう一本ステッチを足す。


*横と下を続けて縫っている人が多いため、返し縫いを一片の両端きちんとかける。



さらにさらに、


紐を通す口の部分、もともと2本ミシンがけのレシピでしたが、


100枚のうち、20枚ほど一本になってました・・・・(TT)



みんなで、わーっとやってわーっと終わらせてしまったのが、


よくありませんでしたね。


今後は、きちんと、検品する人をつけなければいけないなぁと思いました。


それから、40番の糸がきたときも、


ふんばろうの担当者さんは忙しそうだったので、


「これくらいの質問するのは悪いな」とか、


「まぁ向こうが送ってきたんだから間違いはないだろう」とか、


そういうあいまいな考えで作業を進めてしまった事を反省しています。




でも、失敗してしまったのは仕方がない!


とりあえず、紐を全部はずして、


口の部分、横、下にステッチを足し、


返し縫いをイヤってくらいかけ(笑)、



紐を抜いた状態ですが、できあがったものを、


昨日、羽村市立西小学校へ持って行きました。



100枚のサンドバッグ。


3年生と5年生の子供たちにメッセージを書いてもらいます。



思わぬトラブル発生で一時は焦りましたが、


子どもたちが夏休みに入る前に渡せて、とりあえず、ホッ。



子ども達にメッセージを書いてもらったあと、


7月25日(水)15時より 消費生活者センターにて、


紐通しと発送作業を行います。



ワークショップに参加できなかった方でも、


ご興味があれば、完成品を是非見ていただきたいなぁと思います。



お気軽にお越しください!


16時半ぐらいまでを予定しています。
















2012年7月7日土曜日

第2回ワークショップ終了しました!

おはようございます。

数日前の九州四国地方の局地的な豪雨に始まり、

西日本から東北にかけても、

不安定な天候が続いております。


被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。


今後とも、情報をこまめにとり、

地域の防災活動を生かしながら、

自然災害に備えていきたいものです。



さて、昨日は羽村市はどんよりと蒸し暑い天気で、

午後からは雨がぱらつきましたが、


羽村消費生活者センターにて、

南三陸の漁師さんに送る

手作りサンドバッグのワークショップを開催しました。



昨日は、2名の方が新しく参加してくださいました。


まずは、自己紹介。




先日発行された、消費生活者センターだよりを見て、

「何もできないので・・・」と来てくださいました。


どんな人がいるかわからないこのセンターに、

足を運んでいただいた、というだけで、

十分に意味のあることだと思いますし、

センターのメンバー一同、とてもうれしく思っています。




自己紹介のあと、サンドバッグについての簡単な説明をしました。


*サンドバッグとは何か。

*作り方の説明。

*今回送られてきた生地は一番小さいサイズのもので、

   ワカメではなくホヤの養殖に使うかもしれない。

*できあがったサンドバッグには、羽村西小の生徒にメッセージを書いてもらう。







本日は8名の出席。(+3歳の息子)


さっそく、各々作業にとりかかりました。





新しく参加された方ともおしゃべりしながら、

 楽しく作業♪♪♪





口部分を三つ折りにする人

それを縫う人

縫った所に紐を通す人

紐を通したものにコテをあてる人

コテをあてたものをまた折る人

それを縫う人


みなさん、柔軟に色々と作業を変え、場所を変え、

といった感じで、

本当にスムーズに進みました。










コテ作業は、臭いがするので外で。





この作業が、結構大変!

のちのち、わかったことですが、

復興サポートにきた100枚は、


とりわけほつれ(きざみのり)が発生しやすい生地だったようで、


ボロボロボロボロ端からほつれていくので、


既定の大きさよりだいぶ小さいものになってしまいました(;;)


実は、第一回目のワークショップでは、


このほつれの多さに頭を悩ませられるは、


この特殊生地をミシン(人?)に覚えさせるのに時間がかかるは、


暗澹たる思いだったんです!




それでも、みんなで知恵を出し合い、


第2回目のワークショップは、


見違えるようにスムーズな作業をすることができました。



ちょっとティータイム。





南部せんべいや、じゃがいものカレー味のお菓子なんかをつまみながら、


井戸端会議。



最年少の息子もちゃっかり加わっています。(手前の一番左側)



休憩をはさんで作業開始し、


お昼には4名の方が帰られましたが、


残り4名で13時まで作業。


100枚(1枚西小の先生にすでにお渡ししてあるので、正確には99枚)


完成しましたー!!!!







これを、来週羽村西小学校に持って行き、


子ども達にメッセージを書いてもらう予定です。




これから、一人でも多くの方に参加してもらって、


できることをできる範囲で末長く続けていけたらなぁと思います。



「支援する事」が目的ではなく、


東北とつながること、


羽村市民とつながること、


そういったことを大切にしていきたいと考えています。



今後ともよろしくお願いいたします。




昨日は一日作業に追われ、


次回の事を決めることができませんでした。


また改めて、お知らせします!