大変ご無沙汰しております。
8月の作業については、急な中止のお知らせをしたっきりで、
申し訳ありませんでした。
気がつけば9月。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩はずいぶんと過ごしやすくなりました。
8月の終わりごろから少しずつ、空も高くなっています。
道路のあちこちに力尽きた蝉が転がっているのを見かけたり、
庭の夏野菜を片付け中に、カナブンの幼虫を発見したり、
秋の訪れを感じる事が増えました。
もう蝉の声で朝目覚める事はありませんね。
夏の終わりはさみしい気持ちになりますが、
それでも、四季のある場所に生まれて良かったなぁと、
季節の変わり目にはいつも思います。
さて、本題です。
「次回ワークショップは・・・!」と言いたいところですが、
次回の日程は、もうしばらくお待ちくださいm(_)m
現在準備&調整中です。
今回は、「消費者展」についてのお知らせです。
毎年11月に富士見公園で
羽村の産業祭がおこなわれます。
そこで、毎年消費生活者団体が「消費者展」を開いているのをご存知ですか?
羽村の消費生活者団体は7団体あります。
「消費者展」では、7団体それぞれ、この地域で行っている活動を発表&PRします。
昨日、消費生活者センターにて、産業祭への出店について7団体が集まり話合いをしました。
今年は、7団体とも震災や震災後の取り組みを中心に発表を行います。
「はむら復興サポート」はまだ団体登録しておらず(近日申請予定)、
また、今年発足した団体ということで、
消費生活者センターと合同という形で枠をとってもらえることになりました!
多くの人に足を運んでもらいたいと思います。
7つの団体はそれぞれ自分たちの行っている活動を、
なんとか地域へフィードバックしていこうと考えています。
私も、震災を機に、「地域」というものを考えるようになりました。
津波の被害を受けた跡を実際に見た後は、
何かあった時、
家族はもちろん、隣の一人暮らしのおじいちゃんや3軒先の足の悪いおばあちゃんを
自分一人で助けられるのか?という思いがずっと心にあります。
一人ではきっと無理だから、やはりご近所の助けが必要です。
「近所」という小さな単位をしっかりと守るためには、
日頃からの人間関係が大事ではないでしょうか。
震災時、東北での救助にあたった福生警察署の方が、
「自助・共助・公助」ということを言っていました。
自分で自分を守り、地域で地域を守り、そして、それをプロが守る。
少し前に、多くの命が助かった釜石の事を取り上げ、
なぜ、釜石の子どもたちは助かったのか、
大人たちはどうやって釜石の子ども達に助けられたのか、
検証する番組がありました。
釜石の子どもたちには本当に感心しましたが、
その時、「奇跡の釜石」で知られる群馬大の片山教授が、
一番心に残っています。
「よく、‘情報がなかったから逃げられなかった’という人がいます。
いつから日本人は、自分の命を人任せにするようになったのでしょう。」
もちろん、自分の判断で行動しても、
助からなかった命もあるでしょう。
でも最低でも、自分でしっかり判断することは必要だと思います。
自分の命は自分で守る。
そのうえで、人の命も守れる。
自助・共助・公助。
これを実践するヒントがたくさんつまった、消費者展にしたいと思います。
今年の産業祭は、11月2日(土)、3日(日)に開催予定です。
みなさま、是非足をお運びください!!